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MAHABARとその仲間/天然染色

MAHABAR

天然染色の現状

天然染色とは簡単にいえば自然界の素材植物や動物、虫、鉱物から色をいただくことです。紀元前の彼方古くより人間が行なってきた染色方法です。世界各地で天然染色は実践され19世紀までは継承されてきました。19世紀に入り合成染料のつくり方が発見されてからは、圧倒的なコストメリットと染色の容易性により爆発的にひろまり、天然染色はみるみる廃れていきました。

近年の環境回帰の流れをうけて天然染色は見直される動きはあります。 しかしながら世の中に出回っている商品には、化学染料90%配合品や安定剤、発色剤と称して銅や錫、クロムの使用、色止めとしてビニール樹脂コーティングがほどこされたりしています。使用する薬品、金属により天然素材の本来の色調を著しく変色させたり、廃液の処理が非常に困難なものであったりと環境とエコロジーを謳う建前と実情が大きく矛盾しています。

天然素材から色を借り、色を楽しむことが天然染色の楽しみなのに手前勝手な「安全対応」をする為に素材そのものの魅力にふたをすることの横行。 天然染色ならではの艶っぽい色調、滅びてゆく美しさなどのメッセージは完全に損なわれています。

当社では、天然染色の世界に『本物』を紹介することができたらどんなに素晴しい事かと思いインドの南部の地でリサーチを行い本物の天然染色と出会いました。

工房

インド南部のタミルナドゥ州に天然染色の工房があります。この工房は産学共同の財団法人でマハトマ・ガンジーの弟子が田舎の恵まれない女性や子供達に職能訓練をする目的で設立されました。そこでは看護学校、天然素材のハーブ製造、学校、などがありガンジーの思想に基づき活動を行なっています。また、活動をおこなった収益は近隣の村々に還元しています。

天然染色の意義

天然染色の意義
天然染色工房
この3つの理念をもとにして、彼らはフルハンドメイドによる染色にこだわっています。

インド政府も絶滅寸前であった天然染色が先進国、特にヨーロッパより注目され需要が高まってきていることより、経験者の掘り起こしと染色技術の掘り起こしを国家政策として取り組んでいます。 彼らもインド政府から支援を受けるほどのインドを代表する天然染色工房であり、また染色技術をオープンにして外部にどんどん伝えていくなど非常に高度な技術と誇りを持った工房であります。